歯髄バンクのご紹介とはるみ歯科からのお願い
はるみ歯科は歯髄バンク登録医院です
歯髄によって病気や事故で失われた組織や臓器を 元の形や機能に再生させることが可能に!!
歯髄(しずい)とは、歯の硬い組織(象牙質)に囲まれた歯の中央にあり、血管や神経を含む軟らかい組織(結合組織)です。皆さんが、歯が痛くなった時の痛みは、この歯髄の中にある神経からやってきます。
歯髄幹細胞を外に取り出して適切な環境で増やすと、骨や軟骨や脂肪を作る細胞になることもできます。例えば、歯髄幹細胞を骨の無い場所に移植すると骨ができます。現在では、インプラント治療で骨が足りないときの骨を作るための方法としての開発が進んでいます。
捨てないで、乳歯と親知らず
歯髄幹細胞が入手できる方法として、最適と考えられているのが、抜けそうな乳歯などの抜歯の時です。グラグラな乳歯でも歯髄が残っていることが十分あります。乳歯は原則20本ありますから、歯髄幹細胞を入手する機会が多いこともこの細胞が注目されている理由の一つだと考えています。
抜いた歯はDPストックか、歯髄細胞バンクへ!
良質の幹細胞が歯髄細胞の中にあるとはいえ、その量は決して多いわけではありません。その細胞を一定量まで培養し、治療利用に備え長期間冷凍保存しておく必要があります。その保管機関こそ「歯髄細胞バンク」です。保管を希望されるお客様が安心して「歯髄細胞バンク」をご利用いただけるよう、大学病院や医療法人グループとも連携しています。当院も歯髄バンク登録医院に認定されています。
歯髄バンクの利用方法は2つあり、ひとつは最先端医療へボランティアで寄付する、DP(デンタルパルプ)ストックで、「献血」ならぬ「献歯」の方法(無料)。そして、将来に備えてご本人やご家族の為に細胞を保管する歯髄(しずい)細胞バンクの方法があります。
今回紹介させていただきました、歯胚抜歯等は良い機会ですので、ご興味をお持ちの場合にはスタッフにお声がけ下さい。詳しくご説明いたします。